サッカー親善試合
FESA 本社事務所は Parque Empresarial と呼ばれる小柄な企業団地内にある。市街から離れているので周りには緑を見ることができ、
10メートル以上もの水を天空に向かって巻き上げる噴水が中庭にある。この団地内には、Fujitsu
をはじめ Telefonica や NOKIA, NORTEL 等といった IT 企業が顔を並べている。
4月23日、この団地内企業対抗のサッカー親善試合が行われた。1 チーム 7 人で、 試合時間は 30 分、オフサイド等細かなルールは無く、足でボールを蹴ること、キーパー以外は手を使ってはいけないこと、それと、網で囲った敵の檻の中にボールを入れれば得点になることを知っていれば試合に参加できる。
40 - 50 歳にもなるオッサン達のスタミナと健康を考慮し、フィールドは、11 人サッカーの半分の広さだ。もっとも、7人サッカーは公式に存在し (5 人室内サッカーも有名である)、フィールドもそれ専用に見事に区画整備されている。それもそのはず、親善試合のあった場所は、ナント、 かの有名なサッカー名門チーム Real Madrid が練習で用いているエリアで、一般人に開放されているフィールドであった。
(下写真参照:11 人サッカー場を半分に切り、 7 人用フィールド x 2 面分が区画されている)
Fujitsu からは、営業や SE、技術サポートの混成メンバーで合計 4 チームが参加した。NORTEL 等、他社からの参加も加え全部で 8 チームになり、これらを 2 グループに分け 1 チーム 3 試合を行った。4 チームを投入した Fujitsu は健闘空しく、結果は残念ながらどのチームも優勝杯を授かることはできなかった。
勝敗はさて置き、素晴らしい環境の中でおもいっきりサッカーで汗を流し、その後はボカディージョ (フランスパンにハムをはさんだサンドイッチ) 等を頬張りながら家族や友人、恋人等と談笑しながら一日の余暇を過ごすスペイン人達であった。ふと、日本でもよく見られる家族参加の会社運動会等によく似た光景が瞼に浮かび、とても微笑ましく感じた。一人身を実感するのはこういう時である。。。
プレーに参加するよう勧められ迷ったが、今回は見学に就くこととした。あのスペイン人達の巨体でチェックされ、瀕死状態になっている自らの姿が脳裡をかすめたからだ。でも、次回は一寸考えてみるとするか。。。
奥側には Real Madrid のすり鉢上になった練習場がある。
Fujitsu Team の勇士達
05 May 2005