デブ解消とギターラ

 
ふっ、と気付いたら体重が 60Kg を超えていた。きっかけは、フジテレビ、じゃなくてズボンが少々きつく感じ始めたことにある。思い起こせば、手術を終え 1 - 2カ月を過ぎた昨年の丁度今頃は、確か 57Kg + あたりをキープしていた筈だ。原因は運動不足もさることながら、昼はスペイン食にドップリ浸かり、夕もしっかり食べ過ぎていたことにありそうだ。塩分を取りすぎた所為か血圧も少々高めで、毎週一回チェックしている。

てな訳で先月半ばより毎夕、ジョギングと腹筋を鍛える運動を始めた。仕事を終え、家路に着くのは 19:30 頃。運動着に着替え自宅の周りを 30 - 40 分ほど小走りする。まだまだ陽は高く、気温も 30 度近くあるが湿気がなく空気が快い。自宅に戻り汗を拭い、次は腹筋や腕立伏せをン十回。とたんに、また汗が噴出してくる。1 時間強、運動した後シャワーを浴びる。当然、冷たいビールに手が届いてしまうが致し方ない。夕食は野菜サラダか麺類・スナック等の軽食にした。約 6 週間で 58Kg + に達し幾分、腹筋も付き軽量化されつつあるが油断はならぬ。今後もやり過ぎない程度に運動を継続してゆこう。

実は夕食の前に、ギターの練習も1時間ほど欠かさず行っている。フラメンコであるがその昔、子供の頃に遊んだメンコとの因果関係は定かでない。フラメンコ奏法にはそれ特有の様々な弾き方があるが現在、その中でもラスゲアード (かき鳴らし) とゴルぺ (打音) 奏法に挑戦している。このラスゲアードという奏法をすると、大変近所迷惑になるので減音具をブリッジ端の弦にはさみ練習している。ソレアーレスやラ・カーニャといった練習曲の音源を聞きながら譜面とにらめっこが続く。尤も最近では、音源と譜面が脳裡に焼きつき始めて来たので仕上げは、ドゥエンディ (魂) の吹込み弾きだ。

右手は 5 本指全てを駆使し緩急自在に、ラスゲアード・ドブレ (かき鳴らしの倍速) の場合は目も止まらぬ早さで、しかも各弦を正確にかき鳴らすことが要求される。指がつったり、腕が麻痺してきて、思わずグルグル腕を回したくなる衝動に駆られる。

ザ・フーのピート・タウンゼントってか? お陰で、下の写真のように炎症を起こしてしまうことも度々ある。

四・六連譜の連続を人差し指と中指で速弾きしていたら

30 May 2005
アマポーラの道標 


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