Disneyland Paris Resort

 2年目を迎えた駐在期間中で、夏休みを日本で過ごそうかと思案していたところ家族から、『今夏はスペインへ行きたいので面倒よろしく』、と言い出してきた。そういえば、社内制度の "家族呼び寄せ" を利用することができるではないか。。。、てな訳でこの制度を活用させてもらうこととし、家内と次女を訪西させることになった。おかげで、私の本年の一時帰国はお預けとなってしまったが、まっ、いいか。

実は、彼らは仏パリにあるDisneyland へ行くことが主目的であり、スペインの私の家へ寄ることはディズニーへ辿り着くための単なる橋頭堡確保であり、私の家で羽を延ばすことは二の次であることは当初から明白である。

マドリッド近辺ではプラド美術館、スペイン広場、太陽の門、マジョール広場や古都トレド、セゴビア等を訪問したものの上の空で案の定、目的は Disneyland そのものであった。もっとも、10代の現在の若い人たちが欧州の歴史や文化を見るよりも、ローラコースタに乗る方が何十倍も楽しいということは私も好きなのでよく理解できる。

左の写真はスペース・マウンテンである。
パリ・ディズニーのスペース・マウンテンは "ミッション2"と呼ばれ、その迫力と痛快・面白さは東京や LA の比ではない。

東京では現在、ミッション2へ改築中とのことであるが、この手の乗り物が好きな方は是非、トライすることをお勧めする。左写真のように乗車後、約30度のロケット発射台に移動し停止した後、カウントアップのうえ発射され最上部から回転・ひねりの連続で豪快に走り抜けていく。

ここで "カウントアップ" という理由は、1->2->3のカウントで発射されるからである。3->2->1ではないので "カウントダウン" とは呼べない。

ちなみに乗車中、どこかで写真撮影があるので降車後フォトショップで自分の絶叫ショットを購入することができる。

左写真は、ウォールト・ディズニーがミッキー・マウスの手をひいて微笑みながら散歩しているようなところである。

小学生の頃、白黒TV放送で隔週金曜日、夜8時から "ディズニーランド" とタイトルされたTV番組があった。確か 4ch であったと思う。その番組では、ウォルト・ディズニー氏が直に出演し、"おとぎの国" や "未来の国"、"冒険の国" のこと、はたまたディズニーの短編漫画等を紹介していた。

隔週というからにはディズニーランド以外の番組も設定されていた。それはナント、プロレスであった。力道山、豊登、遠藤や吉村といったレスラーに並んで、乱闘になると必ずシャツをビリビリに破られていた "沖シキナ" 審判が瞼に浮かぶ。今も生きているのだろうか?

従って私の子供の頃に残る代表的なTV番組として、プロレス番組とディズニー番組は切っても切れない関係にある。また、これらの番組を思い浮かべるとどういう訳か、銀座4丁目三愛ビル天辺の三菱電機のロゴが脳裏に映し出される。つまり、プロレス・ディズニー・三菱電機は一心同体であるといえる。恐らく同年代の方々は、私と全く同じ想いがあるのではないだろうか。

あの頃が懐かしいねえー。。。。。

28 August 2005
アマポーラの道標 


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