ドン・キホーテの旅
本年はドン・キホーテが出版されて丁度 400 周年に当たる記念の年だそうな。また、私の勤務先へ毎月ドン・キホー・テリー便りを発刊し始めてからは
2 年が経過する。これら数字は比較の対象とはなり得ないが、本便りの題名を考案するにあたり『ドン・キホーテ』のタイトルを無断借用したうえ、私のあだ名をもじりドン・キホー・テリー便りなどと勝手な題名を創作したことに対し、この場を借りて著者セルバンテスへお許しを請う。
マドリッドの日本人会では、この記念の年にちなみ物語の中でドン・キホーテとサンチョ・パンサが流浪の旅をしたとされるラ・マンチャ地方周遊のバスツアーが実施された。昼食付き 21ユーロ (約2,800円)と格安で、私もドン・キホーテになったつもりで同地方を散策してきた。訪れた所は、物語に登場する麗しの姫ドゥルシネーア姫の館やセルバンテス博物館、ドン・キホーテのモニュメント等が飾られているエル・トボーソと云う村である。物語の中で出てくる村名であるが実在する村である。