母逝去

8月22日・13時:11分 87歳と348日で母がこの世を旅立った。

右は私が小学3年生 (昭和35年) 当時、家の近所で"かあちゃん" と一緒に撮った懐かしい写真である。45年も前のものだ。どういうわけか、この一枚の写真だけが未だ鮮やかな白黒を保っている。

このような機会が無いとなかなか昔の写真は引っ張り出さないものだ。懐かしい母と一緒の写真がザックザク出てきた。たくさんの写真がセピアに変色していることが時の流れを感じさせる、と同時に、瞬時に母との想い出が脳裏をかすめる。

自分の子供の頃の写真を見ると、私の次女の子供の頃と瓜二つであることが新たに発見された。とりわけ、下の娘は私が父親であることを確信したことは間違いない。また、上の娘はナント、亡くなった母によく似ているではないか。。。

この時代、カラー写真もあった、と思うがとても高価で一般庶民には白黒写真しか手が届かなかった。
小学校・中学校の遠足などで撮られた記念写真はみな白黒であった。アナログで人間臭く、一寸神秘的な白黒写真はそれ一枚だけで、当時の物語がじわーっと沸いてくる。

September 12, 2006
アマポーラの道標 











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