爺の独り言集 [11月]

テリーの独り言 11月25日 (日) レベル
 過去8年間通い続けていた 建 孝三 クラシックギター教室が主催する合奏コンサート (Guitar Ensemble ORPHEUS) へ行ってきました。 場所は、新浦安駅前にある浦安音楽ホール

こんな素晴らしいコンサートホールで演奏したいところではありましたが現在、教室を休んでいるので出演できません。なのでこの日は、お手伝いとして舞台裏方に廻って、先生はじめ、スペイン旅行も一緒に行ったことのある愉快な仲間たちとの再会も楽しんできました。

 聞くところによるとこの立派な音楽ホール、昨年から存続あるいは廃止した場合の比較や運営に係る課題の検証等が進められて来たそうで、その結果、まぁ~色々な制度改革を導入し存続することが決定したそうな。大小複数のホールがあり、中には演劇上演も可能な舞台もありそうでした。基本的には、クラシック音楽の演奏を多くの人に楽しんでもらえることを目的に「静けさ」と「響きの風景」をテーマとして音響設計が行われているそうです。

内装外装の造りや規模の面からサントリーホールなどと比較にはなりませんでしたが、静けさと深い音響、ステージと客席が包み込まれるような一体感は申し分ありませんでした。ブラボー!
テリーの独り言 11月11日 (日) レベル
 上野恩賜公園野外ステージ(水上音楽堂)で、アコースティックボイス Vol.31を見てきました、というか聞いてきました。

今年で31回目にもなる大変、歴史のある催し物だそうな。今年は「Blues を抱いて歌え」のテーマで12:30~19:00まで延々と繰り広げられました。

会場内は飲食自由・出入り自由なので、のんびりと鑑賞することができました。
トリは、我らが波瀾ばんばん座・座長のダンナさん「井上ともやす」さんでした。拓郎節のしゃがれた声でJ45のギターを掻き鳴らしながら、ブルースハープを吹きまくる姿は貫禄十分でした。

フォーク、カントリーロック・ブルース、その他いろんな曲種が入り混じってのステージでありました。

座長を囲んでのワンショット。4人組みの男どもは、波瀾ばんばん座の男優たちです。

真昼間からビール、焼酎、ウイスキーを煽り、お菓子のつまみや「おでん」などを味わいながらのライブ鑑賞でした。

ライブが幕を閉じてから、座長と一緒にこの写真を撮ったときには既に酩酊状態です。

 この日のスペシャルゲスト「野澤享司」さんを囲んでの記念写真。

いやぁ~見事なギター弾きまくりとブルースの歌いっぷりで感心しました。前にどこかで聞いたことがあるような気がします。

この写真を撮った時も、かなり危ない酩酊仲間。それもそのはず、15:00頃から酒を浴びながらの鑑賞でしたからね。

テリーの独り言 11月7日 (水) レベル
「ムンクの叫び」
行ってきました!
上野の東京都美術館に、あの「ムンクの叫び」がやって来たので観に行って来ました。65歳以上のシニア割引で入場料は千円でした。

ヘッドフォン解説ガイドを利用すると、さらに550円掛かります。が、解説付きをお勧めします。ムンクの生い立ちから画家としての生き様、絵画に関わる様々な出来事や背景、世間の評価、時代背景から特にナチス・ドイツによる扱われ方・評価などがとても判り易く、そんな世界があったのかと驚かされます。
(画像をクリックすると大きな画像をご覧になれます)
 自然界からは常に様々な「叫び」が宙を漂っているそうだ。一体、どんな叫びが舞っているのだろう?…それは、鑑賞する方々のご想像にお任せします、とのこと…

 人間界で常に渦舞いている叫びなんて所詮、ちっぽけなもの。人間の叫びなんて自然の営みの世界から発せられる叫びと比べたら、たかが知れたものでしょう…
 人間は、嘆くことがあっても「叫ぶ」ことは非常に稀な気がする。尤も「叫ぶ」と「叫び」は似て非なるものだ…「叫び」は何やら宇宙の中で超自然的に発せられる現象…といったところかな…

「叫び」とは?…を一考させられる絵画展でした…んで、気付いたことは、「叫び」は常に不気味でとてつもない「静寂」を伴っていること…
 人間界の「叫び」は、恣意的でエゴや欲望などが絡んだ発信物…そこに人間ならではの虚しさや絶望感を感じますね。

ムンクの叫び」は、そんな人間界をも含んだ宇宙に渦巻くドロドロした超自然現象を「叫び」として演出したかったのではないでしょうか。

この日は、おもいっきりマイナス世界感をプラス思考で味わった絵画展でした!
 50年も前ですが「モナリザ」の絵画を鑑賞に行ったときの想いが脳裏を掠めました。当時のモナリザ展示も「東京都美術館」だったかどうかは忘れましたが、世紀の傑作画は記憶に消えることはありません。

内庭に、左写真のモニュメントがありました。マドリッドのプラド美術館のイメージが脳裏にへばりついている私にとってこの美術館は「まぁ~こんなもんかぁ…」という感じでした。
 小学生の頃、遠足で確か小学5年生の頃だったと思いますが、お隣の国立科学博物館を訪れことがあります。風情が変わっていない!

この日のイベントは、明治時代から高度経済社会に向け日本が築き上げて来た「千」にもおよぶ技術の展覧会でした。

素晴らしい展示かな、と思いましたが入場料1,600円って高くねーぇか…シニア割りね~し…
テリーの独り言 11月2日 (土) レベル
 12月22日、23日に本公演を控えている「波瀾ばんばん座」の稽古場は、11月より恒例の市川大野にある梨集荷倉庫へ引越しとなりました。

1日は稽古場の掃除や、リノ敷き、各種機材の搬入を行い2日からは本格的な稽古を開始しました。12月16日の最終稽古までここ大野倉庫でお世話になります。

この場所で稽古するのは今回で5回目となりますが、なにやらいつも寒い時期のような気がします。

皆様、稽古場作りお疲れ様でした!
稽古場作りを終えた翌日は、稽古初日となりました。稽古場のお隣には、我々をいつも見守って下さっている三社宮神社があります。この日は初稽古を前に、劇団全員で公演の成功祈願をしました。稽古場の神様!いつも有難うございます。