爺の独り言集 【11月】

テリーの独り言 11月24日 (金) レベル
 明日土曜日は、千葉の旧くからの仲間同士で遊んでいるビートルズ・コピーバンドの練習がある。ときたま、新曲を取り入れたりしているのだが今回、アルバム「HELP」に収録されているあまり目立たないけどマニアックな感じの曲 "Another Girl" をやろうということになった。

この曲は、ポール・マッカートニーの手に寄るものですが、2015年の武道館公演の際に世界で初めてライブ・コンサートとして演奏された超レアーものの曲なんですね。


原曲のリードギターは、ポールがカジノを用いて弾いたようです。この武道館ライブのギターは、かなり歪ませた音(このギタリストはビートルズの音じゃない…)で鳴らしており、原曲とは全く違う?むしろぶち壊しの雰囲気だけど、ポールの歌は流石と言うしかありませんね。

てなわけで、原曲のリードギターをコピーしたので明日、挑戦します。難点は、微妙なチョーキングとビブラート、時々引っ掛かるようなピッキング、それに低いトーンの残響音と、プツッと切る音が表現出来たら結構いい感じになるかなと思ってます。
テリーの独り言 11月13日 (月) レベル
 よく晴れた秋晴れのこの日、波瀾ばんばん座のにわにわミニ芝居第2回公演がありました。

ミニ公演としては5回目となりますが、われ等の稽古場「にわにわ」で催すのはこれが2回目です。前日は夜7時くらいまで場当たりと下ねを行い、この日は朝9時に集合して気合を入れ直したのであります。今回は合計5つもの演題がありました。

そのうち2つの演題と落語芝居に出演したんだけど、A, B, C の3パターンに加え着替え作業もさることながら、芝居と芝居の間に照明係りをやったりしたので頭の中は少々パニックってました。何かが終わる度に、次は何をやるんだっけ?を初めから終わりまで繰り返してました。
まっそれでも、スタート時は落ち着いたもの。

写真は西澤實 作の「三越の赤い車」というチョイとファンタジーなお話で登場する金持ち爺とその妾。

東京駅丸の内北口から、三越の仕立てた乗り合いバスに乗り、日本橋三越へ向かう。その際、妾に何か買い物をせがまれるという設定だ。
(楽屋:於)

代わってこちらは江戸の落語芝居「つる」

鶴は昔『首長鳥』と言ったそうな。ある日、老人が遙か沖の方を眺めていると、唐土の方から雄「つ」の首長鳥が一羽飛んできた…その後から雌の首長鳥「る」が飛んで来て「つる」となるのがお定まりなのだが…

隠居からその話を聞いた八ちゃんが、同じ長屋に住むお友達の源ちゃんに「つる」の謂れの自慢話をするのだが、どうにもこうにもこんがらがってちゃんと言えない...



テリーの独り言 11月9 (木) レベル
 最近、よくお友達のライブを見に行くことが多くなった。この日は、一つ歳上の先輩がやっている The Shadows のコピーバンド、その名も The Mets のライブ演奏を応援してきた。

元は初老男4人組だったような気がするが、今回はナント!女性キーボードプレイヤーが参画している。今回だけのお助けなのかどうかは定かでない。主役のおじさま達を意識し、自分は控えめにOL服装もどきで、しかも何気なくバックの音をきちんと埋めているところなんぞ、ウ~ム…ただ者ではない…

場所は、我等もよくライブで利用する千葉の Live House ANGA です。The Shadows の曲と言えば、先ず思い出すのが「アパッチ」続いて「春がいっぱい」あたりだろうか。クリフ・リチャードのバックバンドを務めていたことでも有名ですね。

 ビートルズはこのシャドウズの楽曲演奏をずいぶんと皮肉ってました。当時、英国ではビートルズよりも人気があったバンドですから、そりゃぁもう紳士でカッコイイ!本物シャドウズもスーツにネクタイ姿でしたね。このメッツもしっかりネクタイ締めて、しかもギターもシャドウズが愛用している英国製 BURNS を弾いてますもんね。このギター、確か日本では販売していない超レヤーものですぞ。
テリーの独り言 11月8日 (水) レベル 6
 秋らしい季節を見ないまま、と言うか、9月10月は台風三昧だったので季節を感じる余裕が無かった。そうこうしているうちに、晩秋の候へ突入してしまった感が強い今日この頃です。この時期、山々はきっと紅葉真っ盛りでさぞ、観光客でごった返していることでしょう。

「秋の日は釣瓶落とし」とはよく言ったもので、毎日あっという間に日が暮れてしまいますね。本当に1日24時間あるのかどうか、疑いたくなる。朝起きると、窓の枠は水滴がいっぱいへばり付いてます。寒くはないけど、確実に初冬の足音が少しづつ聞こえているよね。まっ、寒いときは厚着すればいいだけのこと。殆ど苦にはならんですが…。

そんな中、来年2月上演となるお芝居の稽古に励んでいます。演目は井上ひさし作の傑作「雪やこんこん」です。宣伝用ちらしの作成を頼まれ、出来上がったのが右です。

イラスト画は某漫画家作によるものです。紙の手書き絵をスキャンし切り取り .png に置き換えたので少々手間取りました (汗...汗)。 登場人物は総勢9名。北関東にある湯の花温泉劇場が舞台です。

このお芝居、2幕4場の構成ですが、台本はナント2冊で合計186ページもあります。なので台詞がやたらと多いのです。特に、井上ひさしが書いた戯曲は、台詞の一字一句を変えてはならないという「掟」みたいなものがあるらしく、正確に覚えるのがこれまた一苦労です。それ故「覚え甲斐」が有るとは云うものの、前期高齢者65歳を過ぎた使い古しの高揮発性メモリーは「書いては消え…」を繰り返すすうえ、データ (台詞) 読み込みもしょっちゅうエラーを起こすので大変!

まっ…ボケ防止には多少、役立っているかもしれませんね。