爺の独り言集 【2月】


2月29日 (月) レベル 6
 波瀾ばんばん座 第三回本公演「がめつい奴」の幕が下りました。ご来場くださいました皆様、誠に有り難うございました。

昨年、8月頃から半年以上の稽古を重ね、去る2月26日、27日両日合計4回の公演を無事演じ切ることが出来ました。年々回を重ねる度に、台詞覚えや身体反応の鈍さが増していくシニア役者達ではありますが、老体に鞭を打ち続け今年4月で5年目を迎えます。

思えば平成24年3月、60歳で会社をばっさり退職し、失業保険をもらいつつ、ふっと行徳公民館で手に取った「波瀾ばんばん座」劇団員募集のチラシがすべての始まりでした。

 そして今年は、2年に一度やって来る「いちかわ市民ミュージカル」の年でもあります。バンド活動も相まって、秋口まで催し物がてんこ盛りです。こりゃぁ~また、忙しくなるぞぅ!
2月22日 (月) レベル 6
 波瀾ばんばん座 第三回本公演「がめつい奴」の稽古は、今日が最終回でした。明日は、大道具、小道具、その他もろもろの荷物をまとめ、稽古場から小屋 (本舞台) へ運びます。

明後日は、「仕込み」といって、いよいよ本舞台造りに入ります。あっ、という間に稽古が過ぎ去ってしまいました。明々後日は、一日がとっても永い、本番直前の「場当たり」と「ゲネプロ」です。

場当たりというのは、演出家・舞台監督らの指示に基づき、舞台上での役者の出掃け (上手下手)、台詞のタイミング、動線や立ち位置、大小道具類の配置から各場の転換プロセス、照明の入切、各種音響の入切など、超てんこ盛りの確認作業があります。

それら全てが確認決定された後、やっと本舞台上で、本番さながらのお試しお芝居を行います。なので、余程の事故が起こらない限り、役者が台詞を忘れたり出掃けを間違える程度では誰も助けてくれません。これがゲネプロです。お試しとはいえ、お客様がいないだけの本番モードなのです。さあて、本番まであと3日。気合が入って来ましたよぅ。。。 乞うご期待!
2月12日 (金) レベル
 波瀾ばんばん座の第三回本公演が迫って来ました。本舞台まで残すところあと、2週間。今回は、1幕、2幕合わせ合計6場有りますが、テリーは全ての場に登場します。

まっ、場が多い分、台詞が少ないので憶えるのは楽なんだ。でも反面、舞台上で常に何らかの身振り手振りや喜怒哀楽の表情、立ったり座ったり、表情や他の役者へ相槌を打ったり等のお芝居にとっても気を遣います。ただ、舞台上に居るだけなんて有り得ないもんね。

写真は、俳優たち全員で衣装合わせを行っている情景です。色や柄、形などあれこれ工夫しながら身に着けてみるんですが、なかなかシックリこないことも。シミや汚れ具合、破けていたり継ぎはぎなどもポイント、昭和34年のドヤ街の住民達は一体、どんな服や着物を身に着けてたんでしょ。

 テリーの役は、その昔、道頓堀の中座で女形役者であったことから、ド派手な着物と羽織を身に纏いますよぅ。笑っちゃうかもね。また、2幕2場の転換の際は、しっとりとギターを奏でるシーンもあります。 乞うご期待!