爺の独り言集 [11月]


11月22日 (日曜日) レベル 7
昨日は、「波瀾ばんばん座」の師匠が出演する落語芝居を観てきた。場所は東京、芝大門傍らにそっと佇んでいる小さく古びれた「小屋」だったけれど、内装はかなり凝っていた。

決して広くはないその小屋は、客席と舞台が平面な床で共有し繋がっている。はっきりしないその境目に照明効果を重ね合わせることで、見る者と演者との間に微妙な距離感を醸し出していた。物理的には明らかに狭いにも係らずだ。

役者達は時には、客席の中まで足を踏み入れてくる。そういう、役者達の立ち位置や振る舞いもさることながら、生声の迫力と音響や照明などの舞台効果が絶妙な遠近感、立体感そして時の流れを創出している。

舞台を創造するには、なにも鉄筋の立派な建物なんか必要無いことがよく判った。木造平屋建ての6畳部屋が4つもあれば十分、客席と舞台を生み出すことができるんだ。

出し物は次の落語ねた三本。
・宿屋の富
・天狗裁き
・芝浜
いずれも「夢」をテーマにした下町人情溢れるお芝居で、笑いと涙が満載の舞台でした。 ところで、波瀾ばんばん座の我が師匠はというと、貧乏魚河岸の女将さん役を見事に演じきった! いやはや流石である。。
11月13日 (金曜日) レベル 6
今日は、「コント de げき隊」の本番舞台。千葉駅前にある京葉銀行音楽ホールで、堂々?と披露してきました。

この劇団 (げき隊) は、世にはびこるオレオレ詐欺や振り込め詐欺などの事例を面白可笑しくコントで善良な市民へ紹介し、少しでも被害を減らして行こうという、ボランティア活動でございます。この日テリーが演じたコントは「還付金詐欺」でした。

あるお婆さんへ電話を掛け千葉市役所の係員と名乗り、納めすぎた医療費の還付金がありますよと偽り、そのあとATMからお金を振り込ませよう、という詐欺役でした。このネタ結構、受けるぅ~。

でもでも今日の主役はナント!、お笑い芸人「パックンモックン」でした。写真 (良く見えないネぇ、ゴメン (ー_ー)!!) は、我々の前座コントが終わった後に、舞台で観客へお笑いを振りまいているパックンとモックンです。

お笑いのテーマは、「こんなに違う日米のお金のとらえ方」でした。コミカルな振る舞いでお客様を取り込み、爆笑させながら引っ張って行くトークは、いやー、やっぱさすがだね。

サインとか一緒の写真は撮れなかったけど、一言二言パックンと話せたのが良かった!